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京都トリエンナーレ2023

2023

京都芸術大学卒展期間中に構内の色々な場所で作品を展示する架空の小さな芸術祭。私はディレクターとして企画し、本学の学生や教員、他校美大生を招く芸術祭を行う。芸術祭の形式を参照し、展示エリア内受付で、観客はマップをもらい、マップを見ながら展示場所を回るような形。

作品の展示形式について学校のシステムや制度に疑問を感じる。かつてはたくさんあった、一瞬しかない、その場しか体験できないような作品が減り、保存しやすく、長く展示できる作品が高く評価されている傾向がある。今回は、長い創作活動によって洗練された作品や、決められた時間や場所で行われる展示よりも、対面でしか感じられない体験、一瞬の触れ合いみたいな展示を作ってみたかった。作家22名、合計作品25点が展示された。会期中に徐々に5作品が追加されたので、4回マップの改訂を行った。

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